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外に出てすぐにバイクに乗った魁が来た。 『魁。おはよう。』 『ああ。行くぞ?』 『どこ行くの?』 『秘密。』 ぶぅ。教えてくれてもいいのに。 頬をぶぅと膨れさせていると 『沙綾。膨れてないで行くぞ?』 『はぁい』 魁に返事をしてバイクの後ろに乗った。 魁は安全運転で、たまに大丈夫か?って聞いてくれるから大丈夫と言いながらギュッと腰に抱き着いた。 しばらくして最近出来た遊園地に着いた。 『あっ!ここ最近出来たとこ!?』 『あぁ。他のとこが良かったか?』 『うぅん!ここ来て見たかったの!!連れて来てくれてありがと♪』 嬉しくなって魁に抱き着きながらお礼を言った。 『あぁ。中行くぞ?』 魁が私の頭を撫でながら言ってきた。 『うん。』 …その頃… 『瑠榎~?綾達の居場所わかった?』 妃那が瑠榎に聞いていた。 『あぁ。遊園地だな。』 『遊園地!?もしかして新しく出来たとこ?』 『あぁ。場所的にそうだな。』 『『『行く!!』』』 女達で騒いでいた。 『瑠榎~?本当に行くのか?』 瑠依がゲッソリしながら言ってきた。 『…お前…。あの三人見て、行かないとか言えるか?』 遊園地と聞いて、かなり騒いでいた。 『しばらく忙しくて連れてってやれなかったから…仕方ないかも…』 朔がみぃを見ながら言ってきた。 『…仕方ない…。行くか?颯は?』 瑠依は渋々立ち上がった。 『颯には連絡した。月ちゃん連れて直接行くって』 朔が言ってきた。 『…妃那。紅葉。みぃ。行くぞ?』 騒いでた三人も 『『『はぁい』』』 立ち上がり家を出た。
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