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『沙綾。』
魁に呼ばれたけど、回りのお姉さん達の声が頭で響いていた。
「えぇ。彼女かなぁ?」
「妹じゃないの?」
…私…彼女には見えないのかな…。
お姉さん達の声で目に涙が溜まってしまっていた。
『沙綾?』
魁に顎を捕まれキスされた。
周りからキャ~って声がした。
『…行くぞ。』
…あれ?魁今何した?
呆然としながら魁に引っ張られた。
影から見ていた俺達は茫然とした…。
『『魁が人前でキスした…。』』
瑠榎と瑠依が呟いた。
『『『キャ~♪魁(さん)やるぅ♪』』』
妃那。紅葉。魅弥はキャアキャア言っていた。
瑠依が呟いた。
『ありゃ、魁ベタ惚れだな…。』
『あぁ。あんな魁見たことない。』
『まぁ…とりあえず、あの二人は大丈夫そうだな。』
朔矢の言葉に俺達は頷いて話しいるといきなり抱き着かれた。
『瑠榎?綾達大丈夫そうだから行こう?』
横をみると、紅葉とみぃも瑠依と朔に抱き着いていた。
『じゃ別行動で!帰りな。』
そぅ言いながら皆それぞれに歩きだした。
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