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観覧車を降りるとすっかり暗くなっていた。
『帰るか。』
魁に言われ閉園の時間になっていたから帰る事にした。
遊園地を出ると瑠榎にぃ達がいた。
『おっ。来た。』
瑠依にぃが言った。
『皆!何してるの?』
『お前ら待ってた。飯食いに行こうぜ。』
『うん!』
皆バイクだったから、近くのファミレスに移動した。
ファミレスでご飯を食べていると、周りがザワザワしていた。
「おい。あれ宝龍の御堂さんだ。」
「朱雀と青龍もいるぞ。」
不良達は騒いだ。
女の人達は
「あの人達カッコイイ」
「宝龍の御堂さんに朱雀と青龍の双子さん達だわ。」
「揃ってるの見れるとかラッキーだね」
『妃那ねぇ?皆有名なの?』
隣にいた妃那ねぇに聞いたのに後ろにいた月ちゃんが答えた。
『有名よ?喧嘩強くて、カッコイイからね。』
『でも妃那ねぇ達騒がれてないね?』
妃那ねぇ達も連合だから、騒がれると思っていた
『私達は顔隠してるからね。』
『紅葉ねぇ!なんで?』
『いくら喧嘩出来ても男に囲まれたら体力続かないからね。捕まったら連合が危ない。だから白虎の仲間は皆顔隠してるの。』
『だからかぁ。でも瑠依にぃ達と一緒にいるのはいいの?』
『あら。だって彼女として一緒にいるからね。白虎とは別でも狙われるのは変わらないわ。』
そう言っていた。
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