12/13

3619人が本棚に入れています
本棚に追加
/372ページ
『妃那ねぇ達も狙われてるの?』 不思議に思い聞いてみた。 『そりゃ…瑠依と瑠榎は青龍と朱雀の総長だよ?潰す為なら手段を選ばない奴らもいるからね。』 紅葉ねぇが言っていた。 『それに…このブレスしてるからね。このブレスはね?それぞれの総長の彼女が貰えるの。総長とお揃いでね。幹部の彼女はネックレスだよ。』 妃那ねぇ達は可愛いブレスをしていた。 良く見るとチーム名と瑠依にぃ達の名前が刻印されている。 『私も持ってるよ?ほら。』 みぃが首元からネックレスを引っ張りだした。 みぃのにもトップに刻印されていた。 『これはそれぞれのオリジナルデザインなの。だから世界に一つしかないんだよ。』 …いいなぁ…。 羨ましくて眺めていると妃那ねぇに言われた。 『心配しなくても、綾と月の分ももぅ作ってるはずだよ?』 わっ!じゃあ貰える日が来るのかな? 妃那ねぇ達と話していると瑠榎にぃが 『そろそろ行くか。』 皆でファミレスを出た。 『じゃあな。ここで別れようぜ。』 瑠依にぃの言葉で解散になった。 私は魁のバイクの後ろに乗り、皆にバイバイした。 『うわぁ。海だぁ~。』 皆と解散してから、魁がバイクを走らせた場所は海だった。 『…クス。沙綾。転ぶなよ?』 『うん!』 バイクを止めて、後ろから歩いてきた魁に言われた。
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3619人が本棚に入れています
本棚に追加