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『妃那ねぇ達も狙われてるの?』
不思議に思い聞いてみた。
『そりゃ…瑠依と瑠榎は青龍と朱雀の総長だよ?潰す為なら手段を選ばない奴らもいるからね。』
紅葉ねぇが言っていた。
『それに…このブレスしてるからね。このブレスはね?それぞれの総長の彼女が貰えるの。総長とお揃いでね。幹部の彼女はネックレスだよ。』
妃那ねぇ達は可愛いブレスをしていた。
良く見るとチーム名と瑠依にぃ達の名前が刻印されている。
『私も持ってるよ?ほら。』
みぃが首元からネックレスを引っ張りだした。
みぃのにもトップに刻印されていた。
『これはそれぞれのオリジナルデザインなの。だから世界に一つしかないんだよ。』
…いいなぁ…。
羨ましくて眺めていると妃那ねぇに言われた。
『心配しなくても、綾と月の分ももぅ作ってるはずだよ?』
わっ!じゃあ貰える日が来るのかな?
妃那ねぇ達と話していると瑠榎にぃが
『そろそろ行くか。』
皆でファミレスを出た。
『じゃあな。ここで別れようぜ。』
瑠依にぃの言葉で解散になった。
私は魁のバイクの後ろに乗り、皆にバイバイした。
『うわぁ。海だぁ~。』
皆と解散してから、魁がバイクを走らせた場所は海だった。
『…クス。沙綾。転ぶなよ?』
『うん!』
バイクを止めて、後ろから歩いてきた魁に言われた。
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