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魁と並んで部屋を出ると皆揃っていた。 いつも魁が座るソファーの所行き、隣に座ろうとしたらグイッと引っ張られ魁の膝の上にいた。 『魁!下ろして!』 『無理。』 『恥ずかしいから…』 『いいじゃねぇか』 真っ赤になりながら言ったのに下ろしてくれない。 『あ~。沙綾?とりあえず、そのままいろ。 今日の事、最初から説明しろ!』 瑠榎にぃに言われ、恥ずかしかったけど今日の事を皆に話した。 『『『『お前は何で言わないんだ!』』』』 話し終わったら、瑠榎にぃ。瑠依にぃ。朔矢。颯矢に怒られた。 『だって…』 『だってじゃない!』 『何か合ってからじゃ遅いんだ!』 『お前は何考えてんだ!』 『前あった事忘れたのか!!』 四人に激しく怒られた。 …ひぃ!四人とも怖い…。 『ご…ごめんなさい』 怖くなって魁に抱き着きながら、謝った。 『『『『とりあえず無事で良かった。』』』』 安心したように言われた。 …結局…心配させちゃったな。 「とにかく無事で良かったよ。」 蓮にもお礼を言った。 『蓮?ゴメンね?』 黙っていた魁が 『綾を襲った奴どこのチームだ?』 「あぁ。蛇信の傘下の麒麟だな。どうすんだ?」 魁の質問に蓮が答えた。 『沙綾に手を出したんだ。潰す。』 「はぃよ!メンバーは?」 『あんなとこ俺達だけでいいだろ。』 そんな話しをしていた。
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