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「和也です」
「入りなさい。」
いつもより低い神田の声 「………なんのよう?」
「和也。今日のこと赤西様に話なさい。」
「話すもなにもあのとおりだし」
「ならば君はなにが欲しい?」
神田に威嚇しながら赤西の言葉に驚き赤西をにらむ 「へぇー金ですべてを解決か、やっぱりお前もそこらへんの客と一緒か」
「…………」
「情報が欲しいなら条件がある。」
俺の言葉に赤西仁はおろか聞いていた神田も宏太も目を驚かせていた。
「条件とは?」
赤西仁は乗ってきた。
「3ヶ月だ。3ヶ月でこの俺を惚れさせれば情報をやる」
「和也お前何を」
神田の言葉が耳に入るが俺には関係ない。
こいつがやるかどうかだ。 「情報はなんだ?」
さすが若手の社長そのへんの客より面白い。
「池田の金の在処。」
「……………」
俺の言葉に赤西は黙る。
これは賭けだ俺が自由になるための。
「わかった。その条件をのもう」
「そうこなくちゃ。神田、宏太あとよろしく」
「まちなさい和也!」
神田の言葉を無視して俺は部屋に戻った。
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