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大沢さんの車(バンドの機材車)に荷物を積むと、すぐさま俺らを乗せ発進させた。
俺「どこにいくんすか?」
大沢さん「病院」
俺「なんで?」
大沢さん「お前らの恩人がピンチだ」
俺「!?」
早く着けと願った通り、早く病院に着いた感じがして来た。
エレベーターよりも階段で走った方が速いと思ったのか、俺らは階段を凄い速さで駆け抜けた。
集中治療室がある階に着くと、関根さんが顔を手で覆い、宇梶さんが落胆し、福島さんが腰を抜かしたように座り込んでいた。
俺「まさか…」
関根さん「みんなごめん!私のせいだー!!」
関根さんがワンワン泣き出した。
藤原「どうゆう事ですか!?」
宇梶さん「二人を安心させようと思ってさ…AXに連れて行ったんだよ…」
俺ら「!?」
福島さん「和也のMCで川崎さん泣いてて…気付いたら」
川崎(じゃあ次は特訓だな。ふっふっふ)
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