第三十一話:最後の笑顔

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 ドアをおもいっきり開けると、川崎が寝ていて、医者が対処している。慌てている様子が見える。 藤原「川崎!!」 医者「君達また…」  ピコン。と聞こえた。  すると、平行線だった心拍数のグラフがまるで山が出来たように波打つ。 看護婦「先生!」 医者「心臓マッサージだ」  医者が大声でそう言うと、看護婦が川崎の左胸を両手で押さえると、リズムよく心臓に刺激を与える。 俺「頑張れ…」  しばらくやっていると、心拍数が正常になり、医者がふぅとため息を漏らすと、ゆっくり出入り口に向かい、ドアを開けた。 医者「君達、入っていいよ」 藤原「よし」  俺らが入ろうとしたら、先に医者と看護婦が出て来た。  とゆう事はまだ生きれるって事だよな?
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