626人が本棚に入れています
本棚に追加
川崎を乗せた棺桶が火葬炉に運ばれ、火が灯った。
しばらくして外に出ると、大きい煙突から黒い煙がモコモコと出て来る。
若林先生「煙草はいれなかったんだな」
なんとか歩けるようになった若林先生がニヤリと笑いながら言う。
俺「何言ってるんすか?せっかくの骨が煙草臭くなるじゃないすか?それに俺ら煙草辞めましたし。なぁ?」
三人「ああ」
若林「ふっ、お前ら変わったよ」
俺「俺は変わってないっすよ」
若林「へ?」
俺「泣いていないんですから」
最初のコメントを投稿しよう!