最終話:空に歌えば

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 川崎を乗せた棺桶が火葬炉に運ばれ、火が灯った。  しばらくして外に出ると、大きい煙突から黒い煙がモコモコと出て来る。 若林先生「煙草はいれなかったんだな」  なんとか歩けるようになった若林先生がニヤリと笑いながら言う。 俺「何言ってるんすか?せっかくの骨が煙草臭くなるじゃないすか?それに俺ら煙草辞めましたし。なぁ?」 三人「ああ」 若林「ふっ、お前ら変わったよ」 俺「俺は変わってないっすよ」 若林「へ?」 俺「泣いていないんですから」
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