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--魔法学院ルギオス
対魔族専用に作られた軍人養成施設であり、この世界の中心となっている魔法を習う学校である。
知能、技術、武術
あらゆるエリートが集められたそんな学校のある教室で
彼は寝ていた……。
「快晴の空に暖かい日差しが気持ちいいのは分かる………だがな、寝るのはベッドだけにしろラルフローレン!!起きろバカ者がっ」
スパーンっと教科書でいい音を響かせながら教師であろ女性に頭を叩かれる人物。
「いてぇ…………何するんですか先生……」
「『いてぇ…』じゃない!授業中に寝るバカがどこにいるっ」
頭をさすりながら起きた人物、ラルフローレンと呼ばれた少年は鬼の形相の先生に一言。
「ここに居ます」
その瞬間、何かブチッと切れた音がしたとような気がすると同時に少年の頭に更なる衝撃が襲う。
「-----~っ!?」
「ラルフローレン?これ以上私を怒らせたくなかったら放課後、職員室に来い」
声にならぬ痛み、先生の愛?ある拳が決まったようで
少年はただ痛みに耐えながら頷くしかなかった。
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