諦めない勇気

11/16
前へ
/24ページ
次へ
『沙祈が泣かないでよ。』 『だって舞が……舞がぁ…』 『ごめんごめん。 もう言わないから。』 舞が宥める様に言った。 『うぅ………。』 私が唸ると、 『でも事態は最悪よ。』 真剣な口調で言った。 『ねぇ舞?近くに食料とか水的な物ない?』 『ん?あぁ、うちの机の下には食料庫と言う名のミニ冷蔵庫があるから。』 舞が自信満々に答えた。 『………だからさっきから余裕なのね。』 『まっそんなとこ。』
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加