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『沙祈が泣かないでよ。』
『だって舞が……舞がぁ…』
『ごめんごめん。
もう言わないから。』
舞が宥める様に言った。
『うぅ………。』
私が唸ると、
『でも事態は最悪よ。』
真剣な口調で言った。
『ねぇ舞?近くに食料とか水的な物ない?』
『ん?あぁ、うちの机の下には食料庫と言う名のミニ冷蔵庫があるから。』
舞が自信満々に答えた。
『………だからさっきから余裕なのね。』
『まっそんなとこ。』
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