曲がった女

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うーん… 思い出せない まあ良いや 仕事に行こう わたしは立ち上がり支度をしようと洗面所にいく まだ眠い目をこすりながら 自然な動作で蛇口をひねり 水を出す あれなんでこんなひねりにくいんだろう ガタが来たかな? とりあえずわたしは顔を洗いタオルを手に取り顔を拭いた ふと前方を見ると 身体がひしゃげた奇妙な女がいた 足は曲がるハズのない方向に曲がり 腕は肩の方から曲がっている 顔は奇妙なほどに同じ笑顔を浮かべ続けている わたしは直感的にヤバいと悟った
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