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「あの…ありがとう…!?」
金髪の男は突然、レインのみぞおちを殴る。
「えっ…ど…うして…」
レインは気を失いその場で倒れる。
アルタイルの都市部では多くの共和国軍が集結し、帝国兵を打ちのめしていた。
「被害は最低限で済んだようだな」
剣を腰につけた髭を生やした銀髪の男が共和兵と話している。
「でも、まさかアルタイルが狙われるとは…。これほどのセキュリティーをどうやって」
「ああ…。ん!?」
銀髪の男は倒れているレイトを見つけ、急いでレイトの側(そば)へと行く。
「青髪…。まさかアズナルフの!?」
銀髪の男はレイトの脈を計る。
「大丈夫だ生きてる。ああ、そのまさかだ」
銀髪の男はレイトを背負う。
「どうするつもりですか?」
共和国兵は慌てて銀髪の男に尋ねる。
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