知らされる真相

3/16
116人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
「あの…ありがとう…!?」 金髪の男は突然、レインのみぞおちを殴る。 「えっ…ど…うして…」 レインは気を失いその場で倒れる。 アルタイルの都市部では多くの共和国軍が集結し、帝国兵を打ちのめしていた。 「被害は最低限で済んだようだな」 剣を腰につけた髭を生やした銀髪の男が共和兵と話している。 「でも、まさかアルタイルが狙われるとは…。これほどのセキュリティーをどうやって」 「ああ…。ん!?」 銀髪の男は倒れているレイトを見つけ、急いでレイトの側(そば)へと行く。 「青髪…。まさかアズナルフの!?」 銀髪の男はレイトの脈を計る。 「大丈夫だ生きてる。ああ、そのまさかだ」 銀髪の男はレイトを背負う。 「どうするつもりですか?」 共和国兵は慌てて銀髪の男に尋ねる。
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!