回想

2/3
前へ
/12ページ
次へ
私はいつでもどこでも騒がしい子だった。祖父母にとっては初めての孫で、特に祖父には溺愛されお姫様のように扱われ、なにをしても怒られないのをいいことにワガママ放題していた。 奇声を上げ騒ぎまくり、好きな時に歌い 踊り、壊れた人形のように笑い、あれ買えこれ買えと好きに振る舞っていた。 無邪気だったと言えばそれまでだが、それが私の性格で、今もそんな感じだ。多少の善悪はつくが一度狂い出すと止まらなくなる。 一度狂い出すと止まらなくなる
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加