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直紀「きっとノノはまだ女の子なんだ。」
清人「僕らはてっきりノノは男の子になったと思った。彼女だって紹介してくれた。幸せそうに見えた。だけど実際はまだ怯えていたのかもしれない。本当の男になれるのかって。」
直紀「最後の難関がセックスだったんだ。それさえ越えれれば普通になれると信じてた。だけどノノの心のなかの女の子がそれを拒絶した。」
清人「でもノノはやめられないんだ。真弓ちゃんを苦しめているってわかっていても。自分が普通の男に戻るためにはどうしても越えなきゃいけないと思ってるんだろう。」
哲也「.........なぁ。どうしたらいいんだ?」
清人「難しいよ。ノノ自身が僕らに相談してくれたらまた違うんだろうけど」
直紀「しないんだったらするように仕向けてみますか」
直紀はひらめいたように人差し指を立てながら言う。
清人「...........」
哲也「どうやって?」
直紀「温泉に行こう!」
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