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ノノは体がとても弱かった
僕達はこの弱い生き物が僕達とは違う、つまり「女の子」だと思っていた
幼稚園生の時
哲也「ノノって直紀のことが好きなのかな」
ノノがいないとき、砂遊びをしながら哲也は言った
直紀「そんなことないよ」
清人「僕もノノは直ちゃんが好きだと思う」
哲也「皆ノノのことが好きなんだ。このままじゃいつか誰かにとられちゃうよ」
ノノは幼稚園のアイドルだった。
舞台をやってもいつもノノがお姫様役だった。
哲也「...直紀がノノと結婚すればいいんだ。そうしたら誰にもノノをとられないよ」
直紀「え~~!!」
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