転校の理由

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―慎― 月妃がホテル業界のトップの 愛娘だったとわな 驚いていると 頭に響いた 月「私は好きでもない人と   結婚したくありません」 なら好きならいいんだ? 好きにさせてやるよ 慎「ご心配なく」 三人が は? って顔をして俺を見る 慎「月妃の婚約者です   月妃は俺に惚れます」 陽「まぁいつの間に   こんなかっこいい彼氏を」 月「彼氏じゃない!」 雅「ふむっどこの息子さんだ?」 慎「片瀬財閥です」 ご両親が口をあんぐりと 開けたまま俺を見る 月妃はハテナが沢山 ―月妃― 片瀬財閥? なぁにそれ? ママとパパは息もしてない 口が開きっぱなのに てかなにが 「月妃の婚約者です  月妃は俺に惚れます」 自惚れないでよっ 月「私は片瀬君を好きに   なりません!   それに彼は彼氏なんかじゃ   ふごっ」 くっ苦しいっ 月妃の口をパパとママの手が塞いだ しっ死ぬっ! 月「んーっぶはぁっ   殺す気!?」 陽「シーッ   片瀬君に失礼でしょ!」 何故ゆえ私が怒られるっ 雅「月妃を宜しく   お願いします!」 月「ちょっパパ!?」 慎「いえいえ。こちらこそ」 月「勝手に話進めないでよ!」 陽「勝手じゃないわよ」 雅「片瀬財閥と言ったら   どれだけ凄いか...   とにかく片瀬君と   早く結婚しろ!」 父親って 「帰れ。お前などに娘はやらん 諦めろ。」 とか言うんじゃないの? うちのパパまで軽いの? 陽「今日は泊まって   いきますよね?」 慎「いえ」 雅「泊まっていってくださいよ」 なんでそんな必死なのよ 自分達の事がそんなに大事? もう嫌 月「私は仕事の道具なのね」 雅.陽「は?」 月「だってそうでしょ!?   ホテルの為にお金持ちと   結婚しろだなんて   私は道具なんかじゃない」 [ガタンッ]
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