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「他の…みん…な…は?」
そう他に5人の家族
一族が居るのだ。
玄関には
全員分の靴があった
家に帰ってきてるはず
「ああ、他のみんなかい?
揃いに揃って
可笑しい奴らでね
一番小さい大翔くんでさえ
ボクの夢を理解しては
くれなかったんだ」
「……どこに」
尚稀は言葉を
断片的にしか紡げなかった。
「ああ、みんなは
今お風呂場に居るよ」
笑顔で
穏やかに喋る陽一
尚稀は
そんな陽一の隣をすり抜け
風呂場に走った。
時刻---19:03
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