第1話
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居間を覗くと そこは夕日で朱く染まった 部屋だけがあった。 ただいまー、と 言いながら家中を 歩くが誰も見つからないし 声すらもしない。 台所にも誰も居ず 風呂場には灯りは ついていなかった。 オレは 可笑しいな、と 思いつつ、自室に向かった。 時刻---17:32
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