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私はさらに むっ とする。
私は嫌な気分なのに…
なにをヘラヘラと
「まー…そんなに怒るなよ」
言い方が腹立たしい。
この男は何がしたいのかいまいち分からない。
もしかして私をからかっているのか…そんな事を考えながら…ムスッと横を向いた。
すると彼はクスリと笑い、
「俺はNo.6(セスタ)十刃、グリムジョー・ジャガージャックだ…」
さっきまでの苛立ちがスーッと消えていく…
何だか意外と話が通じる人のようだ。
だけど…
いろいろと訊きたいことがあって、どれから訊けばいいか分からない…
No.6?
十刃(エスパーダ)?
「お前の名前は……ないんだっつたな…で?
お前はここで何してんだ?うろついてたって事は、
まさか!ウルキオラを見失って…迷子…って口か?」
からかうような、口調。
しかし、
事実を言われ…
何も言えなくて、目をそらした。
すると、彼は…
「!!マジかよ!あっはははははは!」
ゲラゲラと笑い始めた。
「……~っ///!」
私が恥ずかしさのあまりに固まっていると
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