弁当屋にて…

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次の日…、警察署の玄関前に、葵の姿があった。 約束の時間、松田がきた。 「葵!おはよう!」 「おはよう松田さん!」 葵は松田に挨拶を仕返した。 「なら…行こうか!」 松田の車に乗り込む…、松田の車には綺麗だ、真っ白だ。 助手席に座り出発した。 車内にて… 「ねぇ松田さん?」 「ん…?なんだ!」 葵は松田の方のを向いて何か言おうとしている。 「どうした葵…?」 松田が葵に言う。 「実は…、」 「ん?」 「実は、松田さんに、弁当を作ってきたんだ。」 葵は照れくさそうにいう。 「弁当!本当!?」 松田は笑顔で答える。 葵は弁当を松田に渡した。 「いつも、カップ麺とかコンビニ弁当とかだから…、体に悪いと思って…。」 「ありがとう葵!俺さ、食生活悪いからさ…、飯作れないし…助かるよ…」 松田は照れながら葵に言う。
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