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「その葵悠はな…、ヤクザの抗争で、逃げ遅れた俺を助けて、森林の奥に走っていった…。」
課長は俺に話す。
「課長…、それで葵は…、」
「犯人の手下共は、足を撃ち抜いて崖に落ちていったと…。」
俺は驚きを隠せない…。
「でも葵はたしかにいます!さっきまで一緒に!」
「名前が同じだけかもしれない…、気にするな…」
課長が囁く。
俺は課長の話を聞いて、いてもたってもいれなくなった。
すぐに葵の仕事場の弁当屋に…いった…。
車を走らせ、10分…、弁当屋についた…。
そこには葵が笑顔で働いていた。
俺は、ほっとした。
葵が俺に気付いた…、俺は笑顔で葵の方へ歩いていった。
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