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ある日、一人の警察官が、ひったくりを、追い掛けていた…。
「まてー!!」
そういい警察官の男は追いかける。
ひったくりは足が早い…、男は必死で追いかける…。
足が痛くないのか、というぐらい、警察官とひったくりは走る。
すると、ひったくりと警察官の目の前には、一人の女が…。
警察官は、
「君!あぶない!よけなさい!」
と、女に語りかける。
すると女は、後ろを向いた。
ひったくりが女を突き飛ばそうとしたその時…、女は、体をのけぞらせ、ひったくりの足に自分の足をひっかけた。
ひったくりはつまずいてこけた。
そして警察官がひったくりを逮捕した。
パトカーが来る…。
男は協力してくれた女にいった。
「協力…感謝する、君、名前は?」
女は、少し小声でいった。
「葵…悠…(あおいゆう)」
「葵悠ね、覚えておくよ、じゃあな…。」
警察官の男はそういいパトカーに乗って警察所に戻っていった。
女は首を傾げながら、道をまっすぐ歩いていった。
これが二人の出会いだった。
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