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松田は、伊佐見にいった。
「おい、伊佐見!人には事情というのがあるんだ…、むやみにズバズバ聞くな。」
松田が伊佐見に少し怒り口調でいった。
伊佐見は、
「すいません…、また悪い癖が…、」
肩をガックリ落としへこむ…。
葵はそんな伊佐見にいった。
「伊佐見さん大丈夫ですよ…、人には個性があるんだから…、ねっ?」
笑顔で伊佐見を元気づける葵…。
松田は始めて見せる、葵の笑顔にドキッとした瞬間だった。
松田は時計を見ていった。
「おっ!もうこんな時間か…、おい!伊佐見会議始まる、行くぞ!」
伊佐見は、
「会議!あー!怒られる、鬼課長に…。」
といった。
松田は、葵にこういって帰っていった。
「今度飯食べるべ!そこに電話番号置いたから、登録しとけよ!」
笑って走っていった松田と伊佐見、二人の動きが面白くて、つい笑ってしまった葵だった。
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