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「ふぅ～馬岱には困ったものだ……」
劉備は独り言をぶつぶつ言いながら森へ入っていった……
そして夜…
「今日はなかなかの収穫だな、食べれるキノコなども穫れたし」
家に着くと…
「馬岱～帰ったぞ～
ちゃんとご飯は食べたんだろなぁ??」
………………
「また黙りっぱなしか～今日こそは何が何でも食べさすからな～」
……………
靴を脱ぎ家へ入っていく…
家を見渡すが…
いつも家にいるはずの馬岱の姿が見えない
…誰も…いない…
「!?!?」
劉備は表へ出て
毎日世話をしていたはずの馬が……いない……
最近、この近くには
賊がうろついているという噂がある……
「馬岱ッ!?!?」
劉備は父の形見である剣を持ち急いで村を出る…
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