~義兄弟と馬岱~

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「よぉ~ガキぃ~良い馬に乗ってんじゃんかよ」 馬岱は賊達に囲まれていた…… しかし人数は少ない… 頭と思われる奴は座っている… 全員で5人程度だ 「さっさと渡した方が身のためだぜ~」 しかし、賊にしてはいい武器や鎧を使っている… 最近の近くの村を襲っている連中だと分かった… 「嫌……です」 馬岱は声を震わしながら答えた 一人の賊が 「あぁん!!!何だとぉ!! どうやら痛い目をみねぇとわかんねぇようだな!!」 頭はただ見ているだけだ… 「「「「うぉ~!!!!!」」」」 4人の賊が一斉に来る… だが… 馬岱は馬の扱い方は上手かった 涼州といば馬でかなり有名な所であり、幼い子供でも乗り方くらいは習っている… それに乗っている馬が 良いのか…賊の攻撃を巧みにかわしている、 賊の一人が馬の後ろに回り込み斬ろうとするが… バコッ!!!!! 「へぐっ!!!!!」 馬の後ろ足に蹴られ、失神した… 前からも斬ろうとするが、馬がかわし ドゴッ!!!!! 「アウッ!!!!!」 踏みつぶされて気絶…… あと3人……
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