~義兄弟と馬岱~

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「なぁ、兄者…なんで 俺たちがこんな事をしなきゃあならないんだ…」 眼が大きく筋肉質の男が馬を引きながら文句を言っている 「そう言うな張飛… これも生きていくためだ」 髭をアゴから伸ばし、こちらもたくましい体をしている 声は落ち着いていて、 響き渡るような声だ それから、馬を運び終えた二人が泊まる宿を探していた所に、 一人の男が薪を重そうに持ってこちらに歩いてくる
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