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「程普!黄蓋殿!」
太史慈は前線に居た程普と黄蓋を見つけた
「あっ!太史慈さん!」
「太史慈か…」
「状況は?」
程普に今の状況を聞いた
「あまり良くないですかね、
紀霊が止まりません。紀霊軍、数は一万です。
我々の二つの軍を足しても五千…
それに回りは平地、これでは策の使いようも無い
あとの、最後の一手は………
「一騎打ち………か」
「ご名答」
程普が頷いた
「紀霊は一騎打ちには恐らく応じます。ですが…僕は一騎打ちに自信がありません。今の勢いのある紀霊には尚更です…
それに黄蓋さんは前線の要…万一のことがあっても失う訳には行きません…」
「頼めるか?太史慈…」
「はい、そのために此処に来たのですから」
太史慈はそう言うと、紀霊のいる方へと向かった
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