~群雄割拠~

10/22
前へ
/351ページ
次へ
「西遼…陳林……お前達…何故…?」 黄巾の乱で公孫讃を失った時から戦う気力が折れた者だったはず…… 公孫讃から最も信頼されていた男……西遼 公孫讃軍の軍師であった…陳林 「何故って殿の一大事にいつまでも戦わない訳には行きませんよ♪」 「立ち直るのに、長い時を要してしまった事をお許し下さい」 「いいのだ、しかしこの大軍が相手では…… 「何も勝つ必要は無いのです。殿の志しは天下を取ることですか?」 「志し…私は、この幽州を豊かにすること」 「ならば守るのです、幽州を」 「守る………か、任せていいか?陳林…」 「はっ、必ずや殿のご期待に応えて見せます」
/351ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1735人が本棚に入れています
本棚に追加