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「西遼…陳林……お前達…何故…?」
黄巾の乱で公孫讃を失った時から戦う気力が折れた者だったはず……
公孫讃から最も信頼されていた男……西遼
公孫讃軍の軍師であった…陳林
「何故って殿の一大事にいつまでも戦わない訳には行きませんよ♪」
「立ち直るのに、長い時を要してしまった事をお許し下さい」
「いいのだ、しかしこの大軍が相手では……
「何も勝つ必要は無いのです。殿の志しは天下を取ることですか?」
「志し…私は、この幽州を豊かにすること」
「ならば守るのです、幽州を」
「守る………か、任せていいか?陳林…」
「はっ、必ずや殿のご期待に応えて見せます」
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