~義兄弟と馬岱~

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「大丈夫か??」 髭の男が薪を持っている男に問いかけた 「はい…大丈夫です。 お気遣い感謝いたします」 少しずつ歩いてはいるが、今にもバランスを崩しそうで説得力が全然ない 「兄者、早く行きましょうぜ。ふぁ~、早く寝床に着きたいぜ」 欠伸(あくび)をしながら眼の大きい男は言った 「張飛、お前は先に行って休んでいろ」 髭の男は薪を持った男を追いかけて行った 「あっ…兄者!! ちぇっ…放っておけばいいのに」 張飛と言われた男は一人で宿に向かった
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