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張飛は森の近くで、
うろうろしては…
行ったり来たりしている
「……」
張飛は悩んでいた
まるで子供が迷子になってしまったように…
ガサガサッ!!
歩いていると森の茂みから3人ほど男が出てきた
「よぉ~兄ちゃん、
なかなか良い格好してるじゃないか~俺らにも何か恵んでくれよ~」
ボロボロの服を着ている一人の男が張飛に歩み寄っていく……
「何だ、てめぇら」
張飛は歩いてくる男を睨みつけた
すると男は…
「さっさと着ている物よこせよ!!!!」
ヒュン!!!!!
いきなり持っていた銅製の剣で襲ってきた!!
張飛はそれを軽々と避け、隙だらけの顔に拳を叩きつけた
バキッ!!!!!!
「ぐふぇっ!?」
鈍い音が響き
男はよろめき、
鼻が曲がっていた…
おそらく骨が折れているだろう
「次は本気で行くぞ…」
張飛は拳をゴキッゴキッっと鳴らしながら男へ歩いていく…
「ひ、ひぇっ!!!」
男の3人組が一目散に逃げていく…
「話しになんねぇな…
兄者の所へ戻るか」
張飛はスタスタと村の方へ歩いて行った…
が……
「で、兄者は何処にいるんだ????」
また迷う張飛であった
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