君が好き

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  「ん、遥さんおかわり!」 「はいはーい」 『……ご馳走様。』 ホントによく食べるな、愁栖は。 何であんなに入るんだろう。 絶対食べれないよね。 「お前早いって!」 『いや、もう無理だし。』 「んじゃ、食べなくていいけど、まだ待ってろよなー。 先部屋帰んじゃねぇぞ?」 『了解。 んじゃあ、テレビ見てるね。』 「うぃー。」 テレビの前にあるテーブルを挟んで置いてあるソファーに座り、テレビをつける。 今日はなんかやってないかなぁ…。 あれ、そういえば明日土曜日? 一週間って早いね。ついこの間まで日曜日だったのに。 しるしるミシル。あれは面白いよね。毎週欠かさず見てるよ。 んー、今は6時30分。 ピラメキンノしかなくない? でもピラメキンノって正直あんま好きじゃないんだよね。 まぁ、小中学生向けなんだけど。 結局ニュースを見ることにし、それから少し経つと、愁栖が隣に座った。 あ、俺の左隣ね。 1番右の肘置きの近くは僕の席。 なんか、ここが落ち着くんだよね。  
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