宇宙空間

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この星と呼ばれる存在は、永遠にここに留まる事は許されない。 この宇宙空間に存在する限り、自ら浮かび続ける事に莫大なエネルギーを消費し、そのエネルギーには限りがあるからだ。 そのエネルギーが尽きた時、その星と呼ばれる存在は消滅する。 星の存在という指命を終え、星もまた天に返るのだ。 しかしまれに重力のバランスが壊れた星は静かに移動を始める。
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