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「そうだ。アプル、私に名をつけるが良い」
「何で、俺の名前を…」
俺は、このダークエルフに名前を名乗った覚えがなかった。
「契約した時に、基本的な情報とその他もろもろは私の知識に加わる」
「そうか…」
腑に落ちない点があるが、今は良しとして、俺はこのダークエルフの名前を考えた。
「ラビア。お前の名はラビアだ」
「ラビア…か。なかなか良いネーミングセンスだ」
名前も決めたので、一度俺達?は街に向かう事にした。
「ラビア、お前は人化出来ないのか?」
「出来るが、何故だ?」
「お前も知っての通り、ダークエルフが街に入るとなれば、街の人達が混乱するだろ。だから、出来るなら人化してくれ」
「ふふ…。私に命令するか。良い度胸だなアプル」
主従関係はどこにいったんだよ…。
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