第一章 ~出会い~ ☆元カノ☆

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「う~ん」 私が迷っていると 「さあ、行こう早くしたほうがいいよ!」 春樹は立ち上がると私の鞄を持って、歩き出した。 「待ってよ~」 私は、大きな声で言って、立ち上がって春樹を追った。 振り返るとルカが手を振っていた。 気をつけようって、言ったのに……。 あんまり話したことないし……。 まあ、誘拐はされないだろうけど……。 大丈夫かな……。 少しの不安を残しながら、春樹の後をついて行った。 「鞄、自分で持つから…」 「あっ…?いいよ、すぐだし…なんかこの鞄やたら重いし」 「う~ん」
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