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頭を撫でた春樹の手がまだ頭の上にあることが気になって、少し体を横にずらした瞬間………。
春樹が、私の頭をクルリと回転させておでこにキスをした。
ドカッ!!
焦って逃げたので、私は勢いよく後ろに倒れた。
「ごめん…大丈夫?」
「なんで?」
「かわいいから……つい…ね……」
春樹は、笑いながら私を見た。
…………………。
「彼女いるんでしょ?」
やっぱり、油断ならない…。
私は、心の中で呟いた。
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