第二章

3/24
前へ
/190ページ
次へ
「姫ちゃん?居ないの?~」 この声は……春樹君…? 「お~い!春樹だけどー?」 私は、名前を聞いて立ち上がると玄関へ行き覗き穴から春樹を確認して、鍵を開けた。 ガチャ 「どうし……?」 「お邪魔しまーす!」 春樹は私の言葉をさえぎり、勝手に部屋の中に上がった。 「え?いきなり、どうしたの?」 春樹は、私の言葉なんか耳に入っていなかった。 ある意味一番危ない客人だったと、ドアを開けたことを反省した。
/190ページ

最初のコメントを投稿しよう!

133人が本棚に入れています
本棚に追加