第二章

5/24
前へ
/190ページ
次へ
∞∞∞∞∞ 「ども~!」 「おう!いらっしゃいませ~!!好きなとこに座って!」 春樹に連れられて私は、焼き肉屋に来た。 小さい店だがとてもいい雰囲気だ。 私達の他に、一組テーブルに座っているだけで、空いている。 春樹は、カウンターに座ると私を隣に座らせた。 カウンターの中から声がかかる。 「いらっしゃいませ!初めまして!潤一です!」 「どもっ」 私は頭を軽く下げた。 「俺、ここでバイトしてるんだ」 春樹が私を見ながら言った。 「とりあえずタンと……肉、適当に頼むわ!カルビとかハラミとか…」 春樹は、言いながら席を立つとカウンターの中に入って行った。
/190ページ

最初のコメントを投稿しよう!

133人が本棚に入れています
本棚に追加