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「春樹、彼女紹介しろよ」
カウンターから声がとんできた。
「大学の友達だよ!姫華ちゃんだよ…」
春樹が答えた。
「姫華ちゃんか…よろしくね!」
潤一さんは、爽やかな笑顔を私にむけた。
「はい…」
私は、潤一さんを見ながら返事をした。
「姫華ちゃん!かわいいなぁ!!やばいぞ~!こいつには、気をつけろよ~!危ないぞ~!」
潤一さんは、ニヤニヤしながら言った。
私が返事を返す間もなく春樹が肉をのせたお皿を差し出した。
「くだらないこと言うなよ~潤一!!はい、焼けたよ…食べようぜ!」
ニヤニヤとこちらを見つめる潤一さんを無視して、食べ始めた。
「美味しい…」
「だろ~」
春樹は、満足げな笑顔で私を見つめていた。
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