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∽∽∽∽∽
そんな私が次に春樹に会ったのは、それから数日後だった。
一限目の英語が終わり、みんながいる、いつものラウンジに向かっていた。
ふと、窓の外を見ると空が真っ暗になっていた。
あ~、洗濯物外に干しちゃったなあ。どうしよう…。
「姫華おはよ~!」
「ルカおはよ!みんなは?」
「売店に何か買いに行ったみたい」
「そっかあ~~はあ、英語最悪……課題多すぎだよ…もう無理…」
私はテーブルに顔をつけてため息をついた。
ルカは、笑っている。
「なんか天気やばいよね!?洗濯物干してきちゃったよ」
私は、テーブルに顔をつけたまま呟いた。
「多分、やばいね」
ルカは苦笑いした。
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