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「その、好きな人とはもうつき合ってるの?」
「...まだ。でも、告白はしてくれてる。」
「そっか...。俺の幸せはね、祐也なんだ。祐也が幸せなら、俺も幸せ。今までも、これからも祐也の幸せを願ってる。...だから別れよう、俺たち。」
そう言えば、また祐也は泣き出し、"ごめんね"と繰り返す。
「俺のことも、積み重ねた思い出も全部、忘れちゃって良いから。だから、もう謝らないで...。」
もう泣かないでの意味も込めて、祐也の頭を撫でる。
そして、
「祐也、ばいばい。」
そう言って、ゆっくりと繋いでいた手をほどく。
そうして、今、俺たちは恋人と言う関係から他人と言う関係に変わった。
「ほら、祐也。最後は笑ってばいばいしよ?」
重ねてきた思い出が、痛みに変わるその前に....
「「ばいばい。」」
end
駄作ごめんなさい。
リクエストも受け付けます故、
曲名とCPください。←
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