[涙]tear

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え!こんな所で、何ないてんの この人!と思いながら いつも電車を待つ定位置に立つ。 横目で、もう一度アイツを見る。 泣くのを我慢している… 肩が、震える。 顔は、長い前髪で隠れたまま こんな所で泣くなんて、よっぽど悲しいことがあったんだと思った。 私は、とりあえず見てみない振りをしようと線路を見た。 その時、ちょうどホームに電車が入ってきて風が吹いた。 アイツは、電車に気づき顔を上げた その頬には、一筋の[涙]の跡 と潤んだ瞳に、なぜか胸が ドキッとした。 以外にも綺麗な顔立ちに、私は見とれてしまい、 私は、ホームに一人取り残されてしまった。
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