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日「も…しかして…、つか絶対に…近藤勇!?」
日向のその言葉にその男性はギョッとして日向に向き直った。
それどころか、その場に居た全員が日向に視線を向けていた。
近「な!君は私の事を知っているのかね!?」
日「はい!当たり前じゃないですか!
土方さんや沖田さんと会った時もテンション急上昇だったけど、本物の近藤さんに会えるとは!
テンションが下がんない!」
近「…てんしょん…?
私の偽物でもいるのかい?」
近藤は目を点にして、逆に目を輝かせている日向を見た。
そんな両者を見て土方は呆れたように首を竦めた。
土「…ハァ…ったく…ゴホッゴホンッ…麻生!」
日「あ…あはは…はい…」
土方に怒鳴られやっと日向は元居た場所に戻った。
近「と、歳。この娘さんは何故私の事を知っているのだ?」
土「近藤さん、皆も。コイツから事情を説明するから聞いてやってくれ。
麻生、説明しろ。」
日「はい。」
日向は土方や沖田に説明した事をもう一度言った。
…────
…───
…──
近「ほ、本当なのか…?
未来から来た、と言うのは…。」
近藤は信じられないと言う顔をしている。
土「俺も信じられなかったが、麻生の所持品等を見ていると信じざるを得ないんだ。」
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