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日「お願い。投げやりにならないで。私が絶対そんなの阻止するから!」
総「でも…どうやって…」
落ち着きを取り戻した総司は、未だに不安そうな顔で日向に訊いた。
日「先ずは、絶対に外出後は手洗いうがいをすること。それから……そうだ!」
日向は部屋の隅に追いやられていたビニール袋を手にとり中身を出した。
総「それは…?」
日「これはマスク。」
総「ますく…?」
日「うん。労咳って言うのは、未来では、人から人へ空気を介して労咳の元?みたいなのが感染するってわかってるの。
だから、これをこうやって耳に掛けて口を覆うことで、それの侵入を防ぐの。
私の時代のマスクはその原因をほぼ絶対に入れないようになっているからこれを普段からしていれば大丈夫。よかったぁ。マスクも一緒にこの時代に来てくれて。」
日向は見本にマスクを着けながら説明をした。
総「…それで、私は近藤さんと戦えますか?」
日「基本的な予防法をきちんとしたら大丈夫。
近藤さんと戦えるよ!
まだ今は言えないけど私、歴史上で総司くんが労咳にかかった日も知ってるの。
ただ、私が此処に来たことで何かが変わるかもしれないから、もし…、もしも咳が出るとかあったら直ぐに言って?」
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