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総「良いですよ。
面白そうですし。
但し、私が試合に立ち会う代わりに日向さんの外出許可下さいね。」
土「ああ。別に良いが。」
土方が何でそんな約束を、と言う顔をして答えた。
日向も頭の片隅でそんなに私を外に出したいのかなぁ、と思ったが今はそれどころではない。
総「じゃぁさっさとやっちゃいましょう。」
わぁー!どうしよう!
現代の全国大会では勝てる自信あるけど、幕末の志士、それも憧れの沖田総司になんか勝てんの!?私!
だが、周りは着々と試験の準備を初めていく。
土「おい、麻生!
早くこっち来い!」
日「は、はい!」
やっばい!よし!当たって砕けろだ!やるだけやったろうじゃないの!
日向はある意味開き直って道場へと入った。
藤堂、永倉、原田が頑張れよと声を掛けてくる。
平隊士たちは道場の脇へ寄り「沖田隊長とやって勝てる訳がない」等とヒソヒソ話している。
日向はそんなことやってみなきゃ分かんないでしょうが!此方は当たって砕けろ精神なんだから!と心中で思い切り叫んだ。
そんな感じで心の鬱憤を晴らしていると、総司からのんびりした声が聞こえてきた。
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