341人が本棚に入れています
本棚に追加
/275ページ
最初の部屋に戻ると、和泉が(また)これでもかとばかりに私の心配を始めたので、何度も大丈夫だと繰り返すはめになった。
ので適当な所で遮る事にしよう。
……そろそろウザいし。
「―――和泉、この世界の仕組みや歴史って何?」
和泉は、一度ため息をつくと真剣な顔になった。
「この世界の仕組み……長くなりますが心して聞いてくださいね」
「うん」
――回り始めた歯車を
マリオネット達は
止められない
『運命』という名の
レクイエムを
なすすべもなく
踊り続ける
最初のコメントを投稿しよう!