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私はいつものように、庭の木の下で読書に励んでいたの。
何を読んでいたか?
確か…"最近話題の銃100選"だったかな…?
んで、
ふと視線を感じて顔を上げたら、庭の生け垣の向こうにものすっごいイケメンがこっちを向いていたのよ。
すっごいイケメンがね。
生まれてこのかた見たことがないほどのイケメンが、よ?
でもね、その人残念な事にウサギの耳にタキシードというコスプレですか?という格好だったのよ。
まぁめっちゃ似合ってたけどさ。
太陽の光に白銀の髪がキラキラしてて………金の懐中時計を片手に歩き去る姿は物語の主人公みたいに輝いていたの……。
今になって思うと、
とっても不思議なんだけど何故か私は愛読書をそこに置き……
そのイケメンを追いかけてしまいました。
―――痛い子とか思った奴…
私も思うよ。
イケメン見たから追いかけるってどーよ……
でも…何で追いかけたんだろ?
好奇心!
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