もう一つの~出会い~

3/19
前へ
/19ページ
次へ
ぼっーとしていると ?『おーい!しっかりしろ~!』 柚希『えっ……』 横を見ると 桐生園加だった。 柚希『わっ!!ビックリした~…』 桐生『どうしたんだ?ぼっーとして?』 柚希『ちょっとな。』 桐生『何か悩んでるのか?いつでも話しは聞くよ!』 柚希『ありがと!でも、たいした事じゃないから。』 俺は立ち上がり 桐生『そおかぁ?』 柚希『あぁ!俺、発声しに行くわ。じゃまたな!!』 桐生『おぅ!』 部屋を出て一度、楽屋に戻る事にした。 -廊下- 柚希【あの人、どこで見るんだろ……しまった!席の場所聞けばよかった!! ステージから居場所がわかるといいけどなぁ……】 すれ違う下級生が挨拶をしていく。 柚希『おはよう……』 考えごとしながら、歩いていると突然腕を捕まれた。 柚希【!!】 顔を上げると……大空祐飛さんがっ!! 大空『柚希………挨拶は?』 柚希『おはようございます!!』 大空『おはよう。どうした?役に悩んでるのか?』 柚希『いや、たいした事じゃないですから…』 大空『そぉか?』 柚希『はい……あっ!俺これから発声に行かなきゃ行けないので……』 大空『そぉか、頑張れよ。』 柚希『はい!失礼します!!』 俺は祐飛さんに一礼し楽屋へ向かった。 楽屋へ行くと、組長と涼さんが何かを食べている…… 涼『お帰り。』 柚希『何食べてはるんですか?』 組長『差し入れのプリン。』 柚希『プリン!終ってから食べよう(笑)』 涼『早う、食べんと食うてまうでぇ(笑)』 柚希『そんな!!』 涼『冗談や(笑)礼音、発声は?』 柚希『あっ、まだです……』 涼『早ういき。』 柚希『はい!』 柚希【あの人が気になるが、後で考えよう………】
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加