もう一つの~出会い~

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発声しながら 柚希【気になるわ~……でも、集中せな!!今は集中や!!】 一通り発声も終わり楽屋に戻る途中で、後輩の紅ゆずる、壱城あずさ、美弥るりか、如月蓮、天寿光希ら5人が変なポーズをやっている。 紅『あ!!礼音さん、おはようございます(笑)』 それに合わせて 壱城・美弥・如月・天寿『おはようございます。』 と挨拶を返す。 柚希『おはよう~、5人で何してん?』 紅『今ちょうどAQUA5のポスターのポーズを5人で真似してました(笑) 見ててください!!』 柚希『あぁ~……』 紅『ほなぁ、行くで!ちゃんとせえや!!』 壱城『はい、あっ俺はこれですよね?』 紅『あぁ~合ってる!みっきぃは、これやで!』 天寿『あっはい。』 紅『れんた、これや!』 如月『はい!』 紅『美弥ちゃんはこうや!』 美弥『はい。』 柚希『べーにー時間ないでぇ~(笑)』 俺はそお言う時計を指した。 開演までは時間があるが他にやることが俺にはある。 紅『あぁ!今!!今やりますから、見てて下さい。』 柚希『わかった。見てるから!』 紅『せーの!!』 紅が掛け声をかけると、5人はAQUA5のポスター同様のポーズをとった。 たしかにポスターと同じポーズ…… だけど何かがおかしい…… 柚希『なんか変やなぁ…』 紅『何がですか?』 柚希『みっく、手の角度もうちょい上。こうせなぁ』 俺はみっくと同じポーズをする。 天寿『はい!』 天寿はもう一度どポーズをとる。 柚希『よし!で、れんたは全体的に傾きが甘い。 こうやろ。』 如月は俺の姿を見てポーズする。 如月『合ってますか?』 柚希『うん!で、美弥ちゃんとしーらんはキレがない。 キメるとこはびしっと決めなん!!』 壱城・美弥『はい!!』 柚希『で~ベニ…』 紅『はい?』 柚希『リーダーやったらしっかりせいへんと……これはなんや……?』 俺は近くある散らばったストレッチ用の道具に目を向けた。 道具の名前は紅と書かれている。
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