44人が本棚に入れています
本棚に追加
発声しながら
柚希【気になるわ~……でも、集中せな!!今は集中や!!】
一通り発声も終わり楽屋に戻る途中で、後輩の紅ゆずる、壱城あずさ、美弥るりか、如月蓮、天寿光希ら5人が変なポーズをやっている。
紅『あ!!礼音さん、おはようございます(笑)』
それに合わせて
壱城・美弥・如月・天寿『おはようございます。』
と挨拶を返す。
柚希『おはよう~、5人で何してん?』
紅『今ちょうどAQUA5のポスターのポーズを5人で真似してました(笑)
見ててください!!』
柚希『あぁ~……』
紅『ほなぁ、行くで!ちゃんとせえや!!』
壱城『はい、あっ俺はこれですよね?』
紅『あぁ~合ってる!みっきぃは、これやで!』
天寿『あっはい。』
紅『れんた、これや!』
如月『はい!』
紅『美弥ちゃんはこうや!』
美弥『はい。』
柚希『べーにー時間ないでぇ~(笑)』
俺はそお言う時計を指した。
開演までは時間があるが他にやることが俺にはある。
紅『あぁ!今!!今やりますから、見てて下さい。』
柚希『わかった。見てるから!』
紅『せーの!!』
紅が掛け声をかけると、5人はAQUA5のポスター同様のポーズをとった。
たしかにポスターと同じポーズ……
だけど何かがおかしい……
柚希『なんか変やなぁ…』
紅『何がですか?』
柚希『みっく、手の角度もうちょい上。こうせなぁ』
俺はみっくと同じポーズをする。
天寿『はい!』
天寿はもう一度どポーズをとる。
柚希『よし!で、れんたは全体的に傾きが甘い。
こうやろ。』
如月は俺の姿を見てポーズする。
如月『合ってますか?』
柚希『うん!で、美弥ちゃんとしーらんはキレがない。
キメるとこはびしっと決めなん!!』
壱城・美弥『はい!!』
柚希『で~ベニ…』
紅『はい?』
柚希『リーダーやったらしっかりせいへんと……これはなんや……?』
俺は近くある散らばったストレッチ用の道具に目を向けた。
道具の名前は紅と書かれている。
最初のコメントを投稿しよう!