もう一つの~出会い~

5/19
前へ
/19ページ
次へ
紅『はい…すみません……』 柚希『じゃそろそろ戻るから。』 紅『えっ!もう一回ポーズ見てくださいよ~別のも作ったんです。』 柚希『また今度なぁ~お前達も早く準備しろよ。』 紅・壱城・美弥・如月・天寿『はい。』 俺は急いで楽屋に戻った。 楽屋に入ると 英馬組長『お帰りー』 柚希『あっ戻りました。』 涼『遅かったな、発声に時間かけてたんか?』 柚希『いや、それがロビー2階でベニに止められまして。』 涼『なんかあったん?』 柚希『ベニのやつ、なんかグループ作ってるみたいです。』 涼『グループ?』 柚希『はい。AQUA5のポスター見ながら、ポーズを真似してました(笑)』 涼『へぇ~面白そうやなぁ。』 紫央さんは興味があるみたいだ。 俺も興味はあるが、今はそれどころじゃない。 やっぱりあの女性が気になる。 -開演30分前- 俺は早めに衣装に着替えて、スタッフさんに挨拶してまわる。 はけ口近くね舞台の見える場所で集中力を高める。 開演アナウンスが流れる。 独特の緊張感の中、次々と舞台へ向かう組子達…… 柚希『次だ……よしっ!行こう!!』 そう言葉にし舞台へ向かった……
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加